ネット婚活で恋人と出会ったことは

どんな出会いであっても全然かまわないと思うんです、結婚することになったのなら! そのぐらい親密になれば、出会い方がどうこうというより、自分たちはこうなる運命だったんだ……ぐらいの感覚のほうが強くなっているのではないでしょうか? たとえば友達の紹介で、その友達との関係のほうがずっと長かったとしても、結婚相手のほうが前から親しかったような錯覚に陥ってしまうものではないでしょうか?

とはいえ、結婚という公的な段階になると、出会い方を説明しなくてはならないシチュエーションが出てくるかもしれません。昔みたいに、お見合い結婚か恋愛結婚しかなかった時代と違って、現代は多様な時代。かといって、親世代はまだ現状へのコンセンサスがない場合があり、その説明に苦慮したり、職場や友人関係など外部に対して気遣うことも。

歯並びも、日本人は八重歯をそのままにしている人が多く、欧米人に比べて気にしなさ過ぎるそうですが、中には、歯並びをとても気にする人もいるはず。気にする人と気にしない人の差異が大きく、個人差が大きいのが、顔や体のパーツ対する好みだと思います。

恋活アプリででった恋人との出会いを親や友人に素直に話せるかどうかを調べたアンケートがあります。回答例は「正直に『ネットで』と言う」「合コンで知り合ったことにする」「友達に紹介されたことにする」「特に何も言わない」「その他」の5択です。

その結果、1位は男女とも「正直に『ネットで』と言う」で、女性51.2%、男性56.4%という高い数値でした。半数以上の方がオープンに話すのですね。とてもいいなあとうれしくなりました。10年前だったらもっと少なかっただろうと思うのですが、ネット婚活はこの10年間で非常にポピュラーになり、完全に市民権を得ましたよね。

女性のコメントでも「もうすでにネット婚活していることは言ってある」「隠す理由がないから」と堂々としたご意見もあれば、「婚約できたらはっきり言うかな。見合いだろうが紹介だろうが結果が大事ですからね」「でも、結婚式では違う言い方してぼかすかも」というやや消極的なコメント、「実家にネット環境がないため、説明がなかなか難しいです」「家族には本当のことを話しますが、職場の人などには友達の紹介と言ってしまうかも……」という微妙なニュアンスのコメントも。これは当然ですよね。話す相手に合わせた配慮や心遣いはとても大事だと思います。男性も「別に何の違和感もないけど」「いまどき珍しくないだろうから」「別に嘘つくような必要がない」とご両親もネット推進派ファミリーの方と、「家族にはそれでいいが、周りにどう言うかはちょっと考えます」「家族には正直に言う。家族以外には友達に紹介されたことにする」という慎重派と、正直とはいえ、二極分化する傾向が。

2位は、女性が「特に何も言わない」で18.6%、男性が「特に何も言わない」と「友達に紹介されたことにする」が同数で、16.4%でした。
女性は「プロポーズされたら報告します」というコメントが。確かに結果オーライですよね。
「友達に紹介」派の男性の「70代の両親には受け入れやすいから」というコメントにも納得しました。

「その他」派の女性で「お見合いと言う」というコメントがありましたが、そういう気分に近いんじゃないかな、とも思うのです。「相手と相談して決めます」には、その通りだと実感しました。これだけは2人でストーリーを共有しておかないと、後々まずいことになるかもしれません。

実際に結婚すれば、それが問題になることはないでしょうし、多少のことはご愛嬌と思ってもらえるのではないでしょうか。出会いの場所はどこでも、本当に愛する人と出会いたいものですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です