映画でも小説の中のできごとでもなく、「私のこと好き?」と彼氏に聞く女性は多いようです。
すでに何年も付き合っていても、どうしても聞いてしまうこの質問。
特にケンカをしたわけではないのに、聞いてしまうオトメゴコロはどういう理由なのでしょう?
そして、彼氏の本音とは…?
■彼の気持ちを確かめたい
単純に、彼の気持ちを確かめたい!という思いから聞いてしまう場合があります。
最初のころは、付き合うことになったとしても、片思いをしていた女性であれば「どうして自分を選んでくれたの?」と嬉しいながらも、不安に思ってしまうもの。
そこで出てくるのが「私のこと好き?」なのです。
好きだからこそ交際をOKしたのに、男性にしてみれば「信用されていない」と思ってしまいますよね。
感情的で雰囲気を大切にすることが多い女性ですが、愛の言葉はストレートに言って欲しいもの。
一度でいいので「好き」という気持ちを言葉に表してあげてください。
単にいちゃつきたい場合もあるかもしれませんが、あまりにもしつこいようであれば、相手をする彼氏の気持ちも考えて。
■「好きだよ」と言って欲しい
日本の男性は、特に言葉でストレートに愛情を表現することを苦手としています。
デートの度に「愛している」「好きだよ」「今日も美しいね」…なんて彼女に囁いている彼氏はいるでしょうか?
最近では、告白の言葉もプロポーズの言葉もない男性が多いと言われています。
女性の「和や私のこと好き?」は、その反動であるともいえるのではないでしょうか。
大勢の前でラブラブ度を見せつける必要はありませんが、せめて二人きりのときには言葉で思いを伝えてもらいたいものです。
毎日、毎回のデートの度でなくても大丈夫。
逆に、ときどきストレートな愛情表現があると、相手を見る目が変わってくるかもしれませんよ。
■男性側はストレスも…
男性の場合、同じ時間を共有することが多くなると、女性は身内か自分の所有物のように感じてしまうことが多いといいます。
そのため、女性を大切に思いながらも、嫌いではないけれど好きというほどではない…というのが正直な気持ちではないでしょうか。
出会ったばかりのころであればまだしも、時間が経って二人でいることが自然になってから、「私のこと好き?」と聞かれるのは、ちょっとぎこちないようです。
あまり強く思っていないことを無理に言わせられるストレスもある、と男性もいました。
何度もしつこく聞いてしまうことは、逆に二人の仲を悪いものにしてしまうかもしれません。
確かにこの問いかけは、女性からの方が圧倒的に多いかもしれませんね。
最初は可愛く尋ねることができるかもしれませんが、時間が経てば愚問になってしまいます。
どうして彼が付き合ってくれているのか、二人の時間をわざわざ取るのか…を考えると、自然と答えは出てきますよね。
相手の気持ちを疑ってしまうことにもなりかねませんから、ほどほどに留めておくことがいいでしょう。