皆さんは異性とデートするときの会話に意識してみたことはありますでしょうか?もちろん、好きな相手ならば「会話で楽しませたい」ですとか、「会話で自分に興味を持ってほしい」と思うのは当たり前でしょう。
一生懸命に相手への意識を集中させて会話を頑張ってみても…すべってしまったり、つまらなそうな反応をされたら焦ってしまいますよね?長い時間の付き合いではない場合、相手がどんなことに興味を持っているかの資料は少ないので仕方ないでしょう。
探り探りで会話していくしか方法はないのですから。そんな時、皆さんはどのような会話をしているのでしょうか?舞い上がってしまって相手の気持ちが読み取れない“1人会話”はしていませんか?しばらくたってから我に返った時にはすでに相手の顔が微妙な表情へ変わってしまっていた経験はありませんでしょうか?
今回のテーマはデートの時の会話についてです。皆さんが素敵な楽しいひと時を過していただくためにも、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
デートで最も失敗してしまう会話、それは“1人会話”です。「目の前に相手がいたら1人じゃないじゃないか」「1人会話なんて…デートの時にそんな独り言みたいな会話するわけない」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
そうですね、たしかにデート相手の前で、自分の世界に入ってしまっているような独り言を言い続けるような方は…精神的に危ないですよね。
しかし、目の前の相手に向かって話してさえいれば、それが会話になっていると思うのは間違いでしょう。会話というものは“心のキャッチボール”です。一般的には“言葉のキャッチボール”と言われることが多いのですが、正確には心のキャッチボールではないでしょうか?
全く興味がない話をされて、仕方なく「へぇ~」「そうなんだぁ」と相槌を打つ…。これは“会話”なのでしょうか?言葉のキャッチボールとしては成り立っているようですが、心のキャッチボールとして考えてみれば…完璧に位峰通行だと思いませんか?これではお互いが楽しむ会話ではありませんよね?
片方だけが話したいことをただ発して満足しているだけでしょう。このように、相手との心のキャッチボールが出来ていない1人よがりな話し方を“1人会話”と言うのではないかと思います。
何とか相手に楽しんでもらおう、笑ってもらおうとの気持ちが強くなりすぎてしまい、“自分はこんな人間だ”とか、“自分はこんなことが好きだ”とか、“自分はこれからこうなりたいと思っている”とか…自分・自分・自分の話し方はしないように意識しましょう。
自分の話というものは自分から話すのではなく、「あなたはどう?」「君はどういったものが好きなの?」「あなたの今後の目標は?」というように、相手に問われたときに応える方が心のキャッチボールが成り立つでしょう。相手がシャイであまり話を自発的に出来ないタイプであれば、こちらから自分の話をするのではなく相手に問いかけをする話し方が良いですね。
自分の話を自分からする場合は、相手の問いかけに相手が答えた際に言うことで、1人会話になることはなくなります。これからデートをされる時には、1人会話になっていないか意識してみましょう!