デート終わりの時間は?

好きな相手との楽しいデート、「本当に楽しい!この時間がいつまでも続いたらいいのに…」と思ってしまうほど、楽しい時間が過ごせる方は幸せですね。ですが、楽しい時間はいつまでも続きません。誰にでも生活があります。明日の予定があります。

むしろ、その楽しいデートの後に仕事や友人との待ち合わせが控えている場合だってあります。楽しいデートを“楽しかったデート”にするには、終わりが肝心でしょう。

相手とさよならする時間、さよならする際の会話、この2点がキーポイントになります。いかがでしょう?楽しいデートをしている中、「この時間が続けば良いな」と願う気持ちはあっても「どうやってこの時間を終わらせようか」、を意識できるかたは少ないのではないでしょうか?楽しい時間は永遠ではありません。必ず別れの時間がくるのです。

しかし、楽しい時間を“繰り返す”ことは可能です。お互いの生活環境の中で、24時間365日一緒にいることは不可能ですよね。ましてや…そこまで一緒に居続けることが出来たとしても、“感じていた楽しい時間”を継続することはできないと思いますね。“楽しいデートの終わりの時間”を意識できるようになることこそが、より多くの“楽しい”を感じることが出来る方法ではないでしょうか?

名残惜しい楽しいデートではありましても、今後の楽しい時間に繋げるためには、食事と同じように“腹8分目”ならぬ“心8分目”を目安にすることをおススメします。自分も何となくすっきりしないようなちょっと不満のような…何とも言えない感覚になってしまうかと思います。

デートが盛り上がっていた場合、相手も同じ状態の可能性が高いでしょう。しかし、ちょっと表現が悪いかもしれませんが、お互いがトイレを我慢しているような後味の悪い感覚になる終わり方は“失敗したデート”ではありません。

“また会いたいを引き出させる駆け引き”と考えてください。最高のデートに100パーセント満足してしまっては、次回への期待が薄れてしまうこと、皆さんは把握されていましたでしょうか?「え?なんで?100パーセント満足しなたら、次回も楽しみになるんじゃないの?」と思う方、残念、ちょっと違います。

たしかに100パーセント満足したと言い切れるようなデートはよほど充実し、たっぷりの時間を要したデートなのかもしれませんが…良いですか?どんなことでも頂点に行ってしまうほど大変なことはないのです。だって、その先どうするれば良いのでしょう?

アートなどの創造の世界であれば頂点のラインをどんどん引き上げていくことは可能かと思われますが…人間関係ではそうはいかないでしょうね。1度でも相手に対して100パーセント満足してしまうと、次はそれと同等かそれ以上の期待をしてしまいます。

しかし、人間関係の100パーセント上限ラインとは、悲しいことに…なかなか引き上げることが出来ないのです。人間の“創造力”は上げることが出来ても、人間の“器”の方は難しいでしょうね。

そんな高度な人間関係をスタートさせるより、ちょっとくらい未練が残るようなデートをし、「じゃあ、もう暗くなってきたから家まで送るよ」などの言い回しをし、相手が「え?もう?もっと一緒にいたかった…」と思わせるような終わり方を意識していきましょう。

次のデートが待ち遠しくなること間違いないし!ではないでしょうか?

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