一人暮らし、部屋は昨日から片づけてある、念のためにお風呂場やトイレの水回りも掃除してみた。枕にちょっと香水なんかも垂らしてみた…・準備は万端、あとは彼女の足を玄関にまで運べるか…。顔は笑顔でも心の中はガチガチブルブル。
心臓なんてまだ中に納まっているのが不思議なくらいにバクバクしている…。YESかNOか…。あぁ神様、何でもしますからどうか彼女を頷かせてください…。
こんな心境でやっとの思いで…さらっと誘ってみる。もし、もしも断られたとしても、お互い気まずくならないよう、言葉にはたくさんの保険をかけながら…。
気になっている女性との念願かなって二人きりの食事。お酒も進み、ほろ酔い気分で2件目お誘いに成功!ここぞとばかりに盛り上げて…そろそろ終電も無くなってきた。
決してガツガツしているところを見せてはいけない!そーっとそーっと今ある空間を大事に大事に、そろりそろりと自分の家へ誘ってみる…。
いかがでしょう?男性の皆さんには1度や2度は、このような経験ある方は多いのではないでしょうか?下品な表現をしてしまえば、要は“お持ち帰り”、ですね。しかし、本当の戦いはここからなのです!
「え?その気がないなら何で男の家に上がる?しかも夜中に…」と、混乱してしまわれる方もいらっしゃるかもしれませんが…まぁそうですね、女性側も100パーセント何も期待していないと言ったら嘘になるでしょう。
実際、「夜中に家に来るってことは、そりゃあもちろんOKってことでしょう?」「手出したら騒がれるなんて心外」…なぁんて意見の男性は少なくないでしょうね。
…うぅ~ん、残念なことにそうではないのです。もちろん、女性側がその気満々で訪れるケースも多々あるかとは思いますが、全部が全部そのような心境で男性のお部屋に上がる訳ではないので、せっかく家に入れたのに、何もさせてくれないで終わってしまった…と、怨みにも近いような泣き言を言わないであげてくださいね。
…普通、夜中に男性の家に来ることをOKしたならば…それってセ○クスもOKってことじゃないのと思われていらっしゃる男性の方、どれくらいいらっしゃいますでしょうか?
男性はすぐにセ○クスにゴールを置きたがる傾向がある気がしますが、女性はそうでもないからです。いちゃいちゃ空間は味わいたいけれど、セ○クスまでは…という感じのとても軽い、それでいて境界線の線引きをしっかりしているものです。
セ○クスまで望んでいる女性は、家に誘う前から何となく分かるかもしれませんが、セ○クスまでは望んでいない女性を見極めるのは、少々難しいかもしれませんね。
たとえその日に意識していた女性と1つ屋根の下にいたにも関わらず、何もできなかった時は、焦ったり無理強いしてはいけません。
そんなことをしてしまえば、次回は出来たかもしれない可能性をその日だけで潰してしまうかもしれないからです。せっかく家に入るところまで来れたなら…当日に目標達成できなくとも、次回に期待して、そこはぐっと抑えていきましょう!
次です、次!…女性は男性の家に行ったとしても、“最後まで”は望んでいないパターンもあります。ちょっといちゃいちゃしたいな…という気持ちはあっても、セ○クスするかどうかの判断を下していない新庄の時でしょう。
抱きしめあったり、キスくらいまでならしたい…かな?というくらいのレベルの女性は多いかもしれません。心を強く広く持ち…上手に付き合っていきましょうね。